集成材

マルカ木材は集成材の製作において、小断面、中断面両方のJAS認定を保有してます。
小断面(3m×120mm×120mm)、中断面(6m×120mm×450mm)の両方の認定を受けている工場は九州でも数が少なく、お客様より安定した品質の木材を供給できる事業者として好評いただいております。

JAS規格では集成材の外面の品質だけでなく、接着性能、強度性能、ホルムアルデヒド放射量などについて、試験方法と適合基準が定められています。

当社は集成材製作において、長年の経験と実績がございます。
お客様のニーズに合わせた『オーダーメイド』で対応できる生産体制を整えていますので、さまざまな部材にご利用いただけます。ぜひお気軽にご相談ください。

集成材とは

集成材の最大の魅力は、強度です。普通の木材より1.5倍以上も強く、耐久性のある住宅作りに最適です。しかも変形しにくいため、住宅建設後のクレームも少ないという、うれしい声もよせられています。品質面の差別化をはかるために、集成材を採用するハウスメーカー様は増えています。

製造工程

ひき板の乾燥
ひき板とは、木材をひいて板にしたもの。これを適正な含水率にまで乾燥させ、1枚1枚強さをチェック。合格したものだけを次の工程へ供給します。
不要部分の除去
フシや腐れ、割れなどを取り除き、良質な材料を厳選します。
フィンガージョイント
木材の端をギザギザにカットし、接着剤をつけて、たてに繋ぎあわせます。ギザギザにカットするのは接着面を大きくし、接着強度を増すためです。
4面カンナ
つないだ木材を所定の長さに切り揃え、4面にカンナをかけて、つなぎめや段差を無くしていきます。
接着・プレス
集成材は、接着剤が命です。難しいのは接着剤の量と、プレスする時間です。接着する面積で違うのはもちろんのこと、その日の気温や室温によっても違ってきます。何グラムの接着剤をのせるのか。1㎠あたりいくらの圧力をかけるのか。すべては経験と数字(データ)に裏打ちされた緻密な計算によってはじき出されるのです。こうしたマルカ木材の技術が、天然以上の強度を得た木材を作ることを可能にします。
加工・出荷
最後に集成材を、お客様のオーダーに合わせて加工。JASの規格基準を満たした製品のみが出荷されていきます。